「iDeCo（個人型確定拠出年金）」とは、掛金を自分自身で運用しながら積み立てて原則60歳以降に受け取るしくみです。
公的年金にプラスして給付を受けられる私的年金制度の１つです。
公的年金と異なり、加入は任意となります。
加入の申込、掛金の拠出、掛金の運用の全てをご自身で行い、掛金とその運用益との合計額をもとに給付を受け取ることができます。
国民年金や厚生年金と組み合わせることで、より豊かな老後生活を送るための一助となります。
個人型確定拠出年金（iDeCo）の目的は老後資金を作ることです。それに加えて注目すべきは様々な税制優遇を受けられる点です。

「終身保険」とは、被保険者が死亡するまで一生涯、保障が続く保険です。保険料の払込期間も同様に一生涯か、もしくは所定の年数（60歳、65歳等）となります。
終身保険は、死亡・高度障害保障が一生涯続きますので、お子様の独立後の、ご自身の葬儀費用や配偶者の生活費としてご活用いただけます。
また、満期保険金はありませんが、長期継続すると解約返戻金があるため死亡保障だけでなく、ご自身の将来のための資金準備としてもご活用いただけます。

「変額保険」とは、保険会社が払い込まれた保険料を株式や債券を中心に資産運用し、その運用実績に応じて、死亡保険金や解約返戻金および満期保険金が増減する保険です。
変額保険は、資産形成と、もしものときの備え（死亡保障）が同時にでき、「長期投資」「資産分散」が可能となります。
保険金・給付金としては、運用実績にかかわらず基本保険金額が最低保証されている商品もあり、運用実績が良かった場合は、
基本保険金に上乗せして変動保険金が受け取れます。
一方で株価の下落や為替の変動などにより、満期保険金が基本保険金額を下回るおそれもあるため、
契約時には上記点に留意する必要があります。

「外国債券投資」とは、発行体・通貨・発行市場のいずれかが外国である外国債券に投資することです。
国内で外貨建てで発行される債券や、海外で円建てで発行される債券も外国債券となります。
日本国内の金利よりも海外の金利の方が高い場合、内外金利差（海外金利－国内金利）を享受できます。
投資には、為替変動リスク・信用リスク・価格変動リスク・カントリーリスク等のリスクがあります。
しかし、分散投資を行うことで、好利回りを追求しながらもリスクの低減をはかることが可能です。

「医療保険」とは、入院や手術に備える保険です。民間の医療保険は、公的医療保険の不足分をカバーするための保険です。
そのため、民間の医療保険に加入する時は、公的医療保険の内容を理解し、足りない部分や不安な部分を確認するとよいでしょう。